朝の漢方1問|赤いのにカサつく、くり返す湿疹のちぐはぐ
くり返す湿疹
おはようございます。悠々漢方です。
昨日は、顔の上に集まる夏ニキビを冷ます清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)のお話でした。今朝は、もう少し手ごわい肌の悩み──赤く火照るのにカサカサ乾く、くり返してなかなか落ち着かない湿疹に目を向けてみましょう。
【今朝の1問】
肌が赤黒く火照ってかゆいのに、表面はカサカサと乾いてしまう。じゅくじゅくと乾燥が入りまじり、季節を問わずくり返す。この「熱」と「乾き(潤い不足)」が同居した肌に寄り添うことを得意とする漢方薬は、次のうちどれでしょう?
1. 温清飲(うんせいいん)
2. 五苓散(ごれいさん)
3. 麻黄湯(まおうとう)
(少し考えてみてくださいね。答えは下にあります)
【答えと解説】
正解は「1. 温清飲(うんせいいん)」です。
五苓散(ごれいさん)は水の偏りに、麻黄湯(まおうとう)は寒けのある風邪に使われる漢方薬で、今朝のような「熱と乾きが同居した肌」とは役割が異なります。温清飲は、血をうるおし養う処方と、こもった熱を冷ます処方を組み合わせた漢方薬です。肌が赤黒く火照る一方で、潤いが足りずにカサつく──そんな一見ちぐはぐな状態に、両面からアプローチできるのが特徴で、くり返す湿疹や肌のあれに用いられてきました。
ずっと火にかけたままの鍋を思い浮かべてみてください。底では熱がくすぶり続け、そのせいで水分がどんどん蒸発して、表面はパサパサに乾いていきますね。くり返す湿疹の肌も、これとよく似た状態です。奥には熱がこもり、その熱が潤いを奪うことで、表面は乾いてしまう。だから、ただ保湿するだけでも、ただ冷やすだけでも、なかなか落ち着きません。温清飲は、くすぶる熱を冷ましながら、失われた潤いを内側から補うという、二つの手当てを同時に行う漢方薬だと考えると、イメージしやすいかもしれません。
今日できる簡単な養生として、肌をゴシゴシこすらず、やさしく洗ってしっかりうるおいを守りましょう。睡眠不足や夜ふかしは肌の熱を増やしやすいので、早めに休んで肌を休ませることも、立派なケアになります。なかなか落ち着かない湿疹は、自己判断を続けず、皮膚科で相談しながら整えていってくださいね。
📖 さらに深く学びたい方へ
今朝の「熱と乾きが同居した肌」について、こちらの記事もあわせてご覧ください。
・悠々漢方note記事:温清飲(うんせいいん)
URL:https://note.com/yuyukampo/n/nfa1a23afb972
あなたの毎日が、少しでも元気で快適なものになりますように。また明日の朝、ここでお会いしましょう。


くり返す湿疹のちぐはぐさの話、赤みとカサつきという矛盾した症状の捉え方が勉強になりました。個人開発でSNS運用を超効率化するツール作って配布してるアカウントで、同じ温度感の方と話せたら嬉しいので、フォローさせていただきました🥺フォロー返していただけたら嬉しいです!!